出産の痛みはどんな感じ?4児のママの自然分娩リアル体験談〜陣痛・出産編〜

赤ちゃんと両親 妊娠・出産

みなさんこんにちは、ミナミです。

この記事を読まれているということは、もうすぐ出産ですね。

まだ見ぬ我が子との対面、そして出産に対しての不安で毎日そわそわしていらっしゃるのではないでしょうか?

 

私はプロフィールにもあるように、4人の子を持つお母さんです。

上から順に、6歳・4歳・3歳・1歳です。

つい最近まで妊婦さんをしていました。

 

なので、みなさんの今の気持ちはと〜ってもよく分かります。

 

今日はそんなみなさんに、4人分の出産経験がある私から自身の体験をもとに、記事を書くことにしました。この経験が、少しでもみなさまのお役に立てればと思います♪

 

今回は『陣痛から出産』にかけての流れを詳しくお話していきたいと思います。

(この記事では、紺色の文字部分は私自身の実体験となっています。)

 

 

*ちなみに、陣痛に関しての詳しい記事はこちらからどうぞ↓

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陣痛から病院へ行くまでの流れ

お産のサイン

おお産のサイン

【陣痛】

陣痛の始まりは、お腹を下したような痛みであったり、生理痛程度の痛みであったりと、なかなか気付きにくい場合があります。その痛みが徐々に強くなり、間隔でくるようであれば、時間をはかってみましょう。

 

10分間隔、もしくは1時間に6回以上陣痛がくるようであれば、すぐに病院に連絡しましょう。

 

*経産婦さんの場合は、陣痛が始まってからお産が一気に進む場合もあるので、急いで連絡をし、病院へ向かいましょう。

 

【おしるし】

おしるしは、赤い鮮血のようであったり、茶色いおりもののようであったりと人それぞれです。量も、生理の時のような量であったり、少量であったりと人により違います。中にはない人もいますので、おしるしが来ないといって心配することはないです。

 

【前期破水】

通常破水は、子宮口が全開大になった時にしますが、陣痛前に起こることもあります。

チョロチョロとおしっこのように水のようなものが出てきたら、すぐに病院に連絡してください。

尿漏れかな?と思っても、とりあえず病院に連絡し、指示を受けてください。

 

*破水したら雑菌が入るといけないので、お風呂やシャワーはせずに、清潔なタオルかナプキンを当てて、病院へ連絡して指示を待ちましょう。

 

お産のサインは、初めての方は特に分かりづらいかと思いますが、気になることがあったら遠慮せず、病院に連絡しましょう。それが一番です。

 

病院へ連絡

上記のような症状が出たら、焦らず、すぐに病院に連絡します。

助産師さんからの指示があるので、その指示に従ってください。

 

病院へ行く

病院の方から、来て下さいと指示があったら、すぐに支度をし病院へ向かいます。

自分1人の時は、車を自分で運転せず、タクシーなどを呼んで下さい。

 

病院到着

病院に着いたら、診察をしてもらい、病室へ案内されます。

 

(ミナミ)私の場合は、先生の診察の後、部屋に通され、部屋の説明を受けた後、分娩監視装置(NST)、血圧測定、内診などの検査を行いました。

 

お産の経過

病院へ着いたらいよいよ本番です。ここからが、お母さんの頑張りどころです。

 

(ミナミ)私も4回経験していますが、お産は体力、気力、精神力全てが必要です。

 

一般的に初産婦はお産に11〜15時間、経産婦は5〜8時間かかると言われています。ただ、それも人それぞれで、あくまでも目安です。

 

分娩第1期(開口期)

娩第1期の所要時間は初産婦さんで10〜12時間、経産婦さんで5〜6時間です。

 

分娩開始から、子宮口が全開大(約10㎝)になるまでのことを言います。

 

この時は、子宮口が全開になるまで、ただひたすら陣痛の痛みに耐えるしかないです。長丁場になるので、陣痛と陣痛の合間に食べたり、飲んだりして、体力をつけておきましょう。

 

(ミナミ)私の場合は、長男の時が一番時間がかかり、夕方4時くらいから本格的に痛くなりだして、夜の11時半まで拷問のような痛みに耐えました。

 

痛みを例えて言うなら、生理痛の100倍かな。笑

痛すぎて、吐きました。

 

この時に効果的だったのが、助産師さんが痛みが来るたびに肛門を強く押してくれたのですが、これがかなり効きました。痛みが少し和らいで、いきみをうまく逃してくれるんです。

 

なので、痛みがピークの時は、付き添いの方に、テニスボールか何かで肛門を押してもらうようお願いしてみて下さい♪

 

そして、もう1つ良かったのが、腰をさすってもらうこと。

↑ちょうどこの赤い部分辺りを押したり、さすったりされると少し痛みが和らぎました。

 

陣痛中は、もう自分のことしか考えられなくなるので、周りの人が気を利かせて、さすってあげて下さい。本当〜に辛いんです。

 

そして、陣痛の合間合間には、飲み物を飲んだりして水分補給をして下さい。

 

私は、大好きな午後の紅茶とウィダーインゼリー(エネルギー補給にね。笑)で乗り切りました。

 

分娩第2期(娩出期)

分娩第2期の所要時間は初産婦さんで1〜2時間、経産婦さんで30分〜1時間くらいです。

子宮口が全開になり、赤ちゃんが出てくるまでのことを言います。

 

この段階に入ると、分娩台へ移動します。もうあと少しです!

 

(ミナミ)陣痛を耐え、やっと分娩台に乗った時は、ようやく先が見えてきたかのようで、すごく嬉しかったです。

 

分娩台に乗ったら、助産師さんの指示のもと、陣痛の波に合わせていきみます。

 

(ミナミ)この時痛みは最高潮です。例えて言うなら「この世の終わり」←例えが悪くてすみません・・・ただ、本当に何が何だか訳が分からなくなるほど痛みはMAXです。

 

助産師さんの指示も聞こえているのか聞こえていないのか分かりませんでした。

 

子宮口が全開大になった時に破水します。

 

私の場合、4人共破水すると「バシャ」っと音がし、生暖かい羊水が出てくるのを感じました。一番下の子の立ち会い出産の時、破水した羊水が夫の顔にかかりました。笑

 

赤ちゃんの頭が見えてきたら、あとはいきんだりせずに、息を吐きながらいきみ逃しをします。

この時に息むと、会陰が裂けてしまったり、赤ちゃんが勢いよく飛び出てしまうので、流れに身を任せます。

 

(ミナミ)いきみたいのに、いきんじゃダメって言われるから、体が猛反発!こんな状況でどうやって力を抜けばいいの!?

とりあえず、助産師さんの指示のもと、胸に手を当てて「フーフー」と息を吐きながらも、足がプルプル震えていました。

かろうじて足元で聞こえる先生の「もう頭出てきてるからね〜」の一言に勇気をもらい、息を吐くことに専念できました。

 

赤ちゃん誕生!

おめでとうございます!

 

(ミナミ)私の場合、息を吐きながら、いきみ逃しをする事約1分程で、赤ちゃんが出てきました。

 

感覚としては、ドゥルンと生暖かいヌルヌルの物体が出てきて、あまり気持ちの良い感触ではなかったです。あくまでも私の感想ですが…笑

 

みなさんが気になる出産の痛みですが、私の感想としては、赤ちゃんの頭が出る瞬間が一番子宮口が開くので、その時は、う◯ちがボウリングの球に変わり出て来るようなそんな感覚でした。そりゃ〜もう痛かったです。でも一瞬です。陣痛よりマシでした。

(汚い表現ですみません!よりリアルに表現するとこれしか思いつかなくて…笑)

 

ただ、その後の達成感と喜びと、嬉しさははかり知れません。あと、苦痛から解放された解放感!!!

 

この時、アドレナリンMAXなので、目はギラギラです。さっきまでの疲れと辛さが一気に吹き飛びました。

 

初めて対面する我が子。私が利用したどの産院でも産後すぐに赤ちゃんを抱かせてくれる「カンガルーケア」がありました。ほんの少しの時間ですが、助産師さんの観察の元、生まれてすぐの赤ちゃんと触れ合えるのは貴重〜な体験でした。

 

愛おしすぎる・・・それに尽きます。

 

なんなんでしょうね、この感じ。出産した人にしか分かりません。きっと出産を頑張ったご褒美なんですね。

 

ちなみに、私は4人とも分娩台に乗ってから30分以内には生まれました。

(長男20分、次男15分、長女15分、次女5分でした。)

 

分娩第3期(後産期)

第3期とは、赤ちゃんが出てきた後に、数分から20分くらいの間に、子宮からへその緒に繋がれた胎盤が出て来るまでのことを言います。

その時に軽い陣痛のような痛みがあります。

そして、胎盤が出た後は、裂けてしまった会陰を縫合したり、傷口を消毒したりと、産後の処置をしてもらいます。

 

(ミナミ)私は、第3期に関してはなかったも同然でした。

なぜなら、今までの痛みに比べれば全然へっちゃらで、もう頭の中は赤ちゃんでいっぱいだったからです。気づいたら、いつの間にか胎盤が出ていました。

 

会陰は、4人産んで、長男の時は会陰切開をしてもらい、次男の時は裂けました。ただ、切開にしろ、裂けたにしろ、陣痛と出産の痛みで麻痺していたので、全然気がつかなかったです。

 

その後傷口を縫ってもらった時も、局所麻酔もあってか、記憶にないほど痛みはありませんでした。ちなみに最近は、溶ける糸で縫合してもらえるところが増えているので、その場合は抜糸する必要はありません。(長男の時は、溶ける糸ではなかったので、産後抜糸する際にチクチクした痛みがありました。心配な方は、病院に聞いてみるといいですよ。)

 

産後は、産後の経過を観察するために1時間~2時間は分娩室にいます。

そして、何事もなかったら、無事部屋へ帰れます。

 

(ミナミ)私は、4人とも出産のすぐ後歩けました。車椅子を断り、歩いて部屋に戻りました。笑

 

まとめ

出産は、必ずしもこの通りにいかないことだってありますが、大体の流れはつかめましたでしょうか?

 

陣痛は辛いです。ですが、きてしまえば逃げれません。出産に立ち向かうしかないのです。

 

「母は強し」というように、私達のお母さんもこれを乗り越えています。

ですので、過度に不安に思うことはありません。

 

みなさまが無事出産し、可愛い赤ちゃんに会えることを祈っています。

長々とお読みいただき、ありがとうございました。

出産や育児に関して、何か聞きたいこと、書いて欲しい記事がありましたら、コメント受け付けますので、是非コメントしてください。

 

*今日のブレイクタイム*

ノンカフェインコーヒー

この記事を書いた人

ミナミ
ミナミ

4児のママブロガー。

2017年 ブログを開始。
2021年8月 サイトをリニューアルしブログ活動再開。

「mina庭」では、在宅ワークと子育てをしながら、日常で感じた事などを書いています。

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